借金返済モデルケースのご紹介

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借金返済モデルケースについて

「債務整理をしたいけれど、具体的にはどんな手続きなんだろう?」
「他の人はどんな方法で借金を解決したんだろう?」
「自分はどんな方法で解決すればいいんだろう?」
そんなあなたに借金返済モデルケースのご紹介です。
モデルケースから自分に近いケースを選択し、実際、どのように解決していくかの参考にしてください。

Tさんの借金状況

Tさんの借金状況

Tさんは28歳の独身男性。
繁華街で働いているTさんは、会社の先輩から飲みに誘われることも多く、週の半分は会社帰りに飲みに行きました。はじめは給料内でうまくやっていましたが、はしごをしたり、キャバクラに行くようになると、一気にお金の減り方は増え、給料前などはお金が足らず、軽い気持ちで有名な消費者金融からお金を借りていました。

その後、キャバクラにお気に入りの女性ができ、毎日のように通うようになると、消費者金融からの借り入れはあっという間に増えていき、3社で120万円を超え、毎月の返済は6万円にもなっていました。Tさんは「まずいな」と感じつつも、「その気になれば毎月10万の返済もできるからなんとかなるだろう」と考え、その後も、返済をしては借入れをする日々が続きました。そんな生活を繰り返すうちに、気づいたときには5社で200万円、毎月の返済が10万円を超え、これ以上増えるとどうにもならなくなると思い、消費者生活センターへ相談に行ったところ、司法書士さんを紹介され、事務所に相談に行くことにしました。

借金の相談・解決方法

現在の借金の残額と取引期間を調べてみると、

A社:70万円(約4年間) B社:50万円(約3年半) C社:40万円(約3年間)
D社:20万円(約2年間) E社:10万円(約1年間)

という状況でした。これを見た司法書士さんは「任意整理」での解決を提案しました。「任意整理」とは簡単に言うと、利息を約18%以上とることは法律で禁止されているため、借入れ当初から利率を18%として計算し直し、その金額を3年間かけて返済していくということでした。計算してみると、

A社:52万円 B社:38万円 C社:25万円 D社:16万円 E社:9万円

この金額まで借金の額を減額することができました。この合計額約140万円を3年間で返済していく、つまり、毎月3万9000円弱を3年間支払い続ければ、全ての借金がなくなることになるのです。 この内容で司法書士さんが各債権者と和解をとり、この返済計画を実行していくことになりました。

Tさんはその後、返済計画に沿って支払いを続けているそうです。キャバクラ通いはきっぱりやめましたが、週に1度は同僚と飲みに行ってるそうです。「任意整理」のメリットは、返済する金額が確定する、つまり将来利息をカットできるため、あとどのくらい支払えばいいという目標ができ、支払いをしていく計画がたてやすいことにあるでしょう。

Oさんの借金状況

Oさんの借金状況

Oさんは24歳の独身女性。
同年代の女性と同じくブランド品が大好きなOさんですが、彼女が他人と違ったのは、ブランド品を買うために消費者金融に手を出してしまったことです。

はじめのうちは返済計画を考えながらの借金でしたが、新作の商品が出るとどうしても我慢できなくなり、返済力を上回る借金をしてしまいました。借金をどうにかしようと考えたOさんは、派遣社員を辞め、キャバクラで働くようになりました。以前より収入が増え、これで返済ができると思いましたが、今度は周りの女性の目が気になり、以前にも増してブランド品を見につけるようになりました。気づけば、借金返済どころか、逆に借金は増えていったのです。その額は、約300万円になっていました。

ある日、債権者の1社から携帯に督促の電話がかかってきましたが、いつものような口調ではなく、激しく恐ろしい口調に、Oさんは恐怖を覚えました。精神的に追い詰められ、限界が近づいていたときに、同僚の女性から、「司法書士事務所に相談したほうがいい」と教えられ、わけもわからず相談に行くことにしました。

借金の相談・解決方法

司法書士事務所を訪れたOさんは、今までのことをすべて話しました。総合的に判断した結果、「自己破産」で解決することになりましたが、1つ問題になったのが、「ブランド品を買い集めたこと」が借金の主な原因だということです。これは「自己破産」をする場合の免責不許可事由に当てはまる可能性があり、場合によっては免責が許可されない(借金がゼロにならない)可能性が出てきたのです。しかし、司法書士の先生の判断で「自己破産」でやってみることになりました。

その後、やはり手続きは複雑になりましたが、裁判所との面接などで同じことを繰り返さないことを約束し、結局、免責を得ることができました。司法書士の先生とも「今後はブランド品を買わない」と約束し、Oさんはもう一度派遣社員として働くことを決めました。

Oさんはその後、職場で出会った男性と結婚をして、幸せな生活を送っています。ブランド品よりも大切なものを見つけ、毎日子育てを楽しんでいるそうです。

Sさんの借金状況

Sさんの借金状況

Sさんは52歳。会社員で、妻と子供2人がいます。
Sさんの趣味はギャンブルで、競馬・競艇・競輪・パチンコ・スロットなどさまざまギャンブルにはまっていました。しかし、毎月のお小遣いの中でやり繰りしていたので、家族も心配はしていませんでした。しかし、そんなSさんに信じられない出来事が起こります。

穴馬好きなSさんがいつものように大穴馬券を買ったところ、なんと見事的中し、1000円が220万円になってしまったのです。大喜びのSさんは家族にプレゼントを買い、家族も大喜びでした。ギャンブルに自信がついたSさんは、その後週末には必ず競馬場に通うようになりました。
しかし、当然簡単には当たるはずもなく、せっかく当てた220万円も、ほとんどなくなってしまいました。以前のSさんならここで諦めていたはずですが、「もう一度大穴馬券が当たれば、今までの負けがすぐに戻ってくる」と考えるようになり、消費者金融で借入れをし、競馬につぎ込んでしまいました。
その後も、「たった一度当たればすべてが元通りになる」と信じて馬券を買い続けましたが、結局大穴馬券が当たることはなく、借金は500万円に膨れ上がりました。さらに、借金のことが家族にばれ、家族は激怒し、口も聞いてくれない状態になってしまいました。

なんとかしなければ、と考えたSさんは、噂に聞く「自己破産」で解決しようと考えました。しかし、よく調べてみると、ギャンブルを原因とする借金は、「自己破産」してもなくならないということを知り、Sさんは愕然としました。「もうだめだ」と感じ、自殺も考えてましたが、わらをもすがる思いで、司法書士事務所に相談に行きました。

借金の相談・解決方法

Sさんは司法書士さんに、これまでの経緯を話し、「自己破産」ができない自分にも解決策があるのか尋ねました。すると、「『個人民事再生』で解決できますよ」との提案を受けました。
「個人民事再生」とは、簡単に言うと、「借金の総額を5分の1または100万円のどちらか多い額まで減額することができ、それを3年で返済していく」ということでした。この場合は借金の理由は問われないため、問題なく手続きを進めることができるということです。つまり、「個人民事再生」の手続きをすると、借金は100万円まで減額され、毎月約2万8000円の支払いを3年間続ければ、その他の支払いは必要ないというのです。早速司法書士さんに「民事再生」の手続きを依頼しました。

Sさんはその後、一切のギャンブルをやめ、真面目に返済を続けています。家族も、Sさんが万馬券を当てたときにもてはやしたことを反省し、今では仲良く暮らしています。Sさんは、改めて家族の大切さを実感したそうです。


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